電動ガンにはいろいろな種類があり、経験者は好みの物をチョイスできますが、あまり経験のない場合はなかなか種類や機種を選ぶのに苦労をします。その時のコツをチョコっとお教えします。
東京マルイスタンダード電動ガン、東京マルイハイサイクル電動ガン、東京マルイ次世代電動ガン、低予算海外製電動ガン、個性派海外電動ガン、高価格海外電動ガン・・・大きく分けて6種類あります。
東京マルイスタンダード電動ガン
世界で初めてゲームで実用的な電動ガンが作られたのがこのシリーズで、現在でもすべての電動ガンが基本的な機構をこれに倣っています。 バリエーションも多く、小型のサブマシンガンからスナイパーライフルまで多様で、各人の好みに合わすことができます。 また、後述する次世代電動ガンより構造が簡単で、燃費が良く、軽量で故障も少ないので純粋にゲームギヤとして扱うには最適といえます。 海外製に比べメーカーの姿勢がクラフトマンシップにあふれ、パーツの精度が高く故障も少ないのも特徴です。 機種にもよりますが、大体30,000〜40,000円程度で、本体+バッテリー+充電器+多弾倉マガジン・・・のゲームセットが揃うでしょう。
東京マルイハイサイクル電動ガン
通常電動ガンのフルオートが15発/秒に対して25発と170%のハイサイクルフルオートとなっているメーカーカスタム電動ガンです。 サバイバルゲームがかすっただけでも当たり判定となるゲームですから、1丁のハイサイクル電動ガンで、普通の電動ガンに対して70%UPの火力アップとなり、面制圧から考えると1人弱が増員されたと同じといえます。 しかもすべてのラインナップが取り回しの良い大きさと多弾倉マガジンが付属のゲーム仕様となっていますので、サバイバルゲームにまさにジャストフィットします。 バッテリーと充電器を合わせて購入しゲーム仕様とすると30,000〜35,000円位となります。 信頼性が高く、耐久性はスタンダードに比べると少し低く、次世代より少し高い位です。
東京マルイ次世代電動ガン
それまでの電動ガンはリコイルショック(射撃の反動)がないことが死角と言われましたが、このタイプで初めて実銃並みの反動と重量(G36を除いて、実銃が金属であるところは金属製)を実現し、反動ばかりか精度や質感もこれまでの電動ガンをはるかに凌駕した電動ガンです。 価格はバッテリー・充電器や多弾倉マガジンを付属させたゲーム仕様とすると50,000〜70,000円となり他の機種より高額です。 いわゆる最高級クラスで、所有の満足感は一番といえます。 ただ比較的重たいことや耐久性・燃費が他の機種より低いのがゲーム銃としてマイナスと考える人もいます。
低予算海外電動ガン
海外製の電動ガンには、比較的低価格の電動ガンが多いですが、その中でも10,000位から、電池・充電器、多弾倉マガジン付きで15,000円位のものもあります。 初めてゲームをしたり、電動ガンの世界を低予算で覗きたいときにはうってつけといえるでしょう。 ただ精度の低いパーツを使用しているときがあるので、HOPの効き等、お店の人に良く聞いて選んだり、カスタムアップしたりオーバーホールしたりすると良い場合があります。 15,000円の本体とゴーグルとBB弾があればサバイバルゲームに参加できるので、予算が限られているときには、ばっちりフィットするでしょう。
個性派海外電動ガン
海外製の電動ガンには、新しいため国産ではまだ開発されていないような、新型や珍しい機種でもリリースされているものが沢山あります。 好みのスタイルや、好みの機種である時は、ジャストフィットといえるでしょう。 また他人とは違う機種を持つ優越感ももてるでしょう。 価格は幅が広く高いものもあります。 また機体やメカボックスの精度も機種により様々なので、お店に確認して、カスタム等したほうが良い場合があります。
高価格海外製電動ガン
海外製電動ガンは昔は低品質なものが多く、カスタムが必須といっても良い様なものが多くありましたが、近年高性能、高価格な海外電動ガンも多く発売されています。 これらはノーマル状態で電子トリガーやFETが搭載されていたり、実際には存在しないオリジナルなデザインをしていたり、非常に個性的で高性能です。 また、実銃のライセンスを取得して実銃と変わらない外観で作り上げた本体もあり、これは外観だけなら国内製をも上回るクォリティです。 価格としては40,000〜60,000円ほどのものが多く、やや高めだがノーマルでもサバイバルゲームの使用に耐える性能を持ちます。
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