タナカのペガサスガスリボルバーのS&W M500 パフォーマンスセンター コンペイセイテッドハンター10.5インチ　ステンレスジュピターフィニッシュ　ver2だ。
最強の名があったM29の44マグナムの3倍のパワーを発生する、今最強とされるM500の10.5インチステンレスPCモデルを通常のABSよりも重量のあるHW樹脂に、特殊技術により実現したメッキコーティング“ステンレス・ジュピター・フィニッシュ”を表面に施し、刻印も実銃どおりに変更している。

最もM500の迫力を魅せる105インチモデルに、VER2は重量を120％以上増した質感の高いモデル。
ホーグタイプのラバー製グリップ内にはダイカスト材のウエイトが一体成形されており、外観、重量ともに魅力が大幅にアップしたモデルへと生まれ変わった。

タナカのガスリボルバーはペガサスシステムを採用しており、これまでのガスリボルバーと違いシリンダー内にチャージングガスタンク・チャンバーがありパワフルなガスガンである。さらに装弾数も13発なのでオートマチック並みの射撃が可能なのもうれしい。美しくパフ掛けされた冷たく光るステンレスシルバーが素晴らしく美しい。

さてS&W M500はスミス&ウェッソン社が2003年に開発した超大型の世界最強の回転式拳銃である。銃身長は4インチと8インチ、そして「ハンターモデル」と呼ばれる10.5インチのものがあり、使用する弾は.500S&Wマグナムという50口径のマグナム弾である。

この弾は.デザートイーグルの44マグナム弾の約3倍、M92Fの9mmパラベラム弾の5倍の威力を誇るといわれる。
その為、フレームには特大フレームであるXフレームを使用し、本来ならば6発の装弾数も5発に減らしてある。

その威力に比例して発射時の反動も相当なものになっているので、8インチモデルや10.5インチモデルはその反動を抑制するためにあえて2kg前後の重量を持たせている。それでも反動はすさまじく、連続して射撃ができるのは、10発あたりが限界だという。

実用性だけで考えれば威力がありすぎて使い物にならない拳銃に思えるが、人気は高く発売当初は全米から注文が押し寄せ、生産が間に合わなかったという。

なんと言っても世界最強の称号は大きく光るものに違いない。
このモデルは、S&W社のファクトリーカスタム部門『パフォーマンスセンター』がハンティング用として製作した10.5inバレルモデル。

バレルの先端には強烈な反動と発射炎を拡散させ制御するコンペンセターが装備され、バレルの後端上には20ｍｍレールが装備されており、その長大なバレルとともに強烈なインタレストを与えるスタイルだ。

このモデルは、内部メカもガス効率が見直されたVer2で、気温に左右されず安定した射撃が可能となっている。(少量生産品)

全長465mm、重量1,400ｇ、装弾数13発、主要材質　HW+メッキ（ジュピターフィニッシュ）　
メーカー希望小売価格税込み53,900円。