タナカのガスリボルバーのS&W M442 センチニアルのエアーウエイトのJ-Policeの2インチのヘヴィーウエイト仕様だ。
M442のベースとなったM36ha、コルト社のディテクティブスペシャルと並ぶ小型リボルバーの代表機種であり、現在もなお護身用やバックアップ用として高い人気を誇る。主に私服警察官の武装用として開発され、同社製リボルバー中最も小型なJフレームを採用。装弾数をあえて5発とする事でシリンダーの小型化に踏み切り、いかなる状況でも邪魔にならずに携帯できるコンパクトなボディを実現している。
そのM36をベースに、ハンマーをフレーム内に完全に内蔵し、ダブルアクションオンリーとしたのが、レモンスクイザーあるいはセンチニアルの愛称を持つM42で、M42センチニアルからグリップセフティーを省いた軽量なアルミ合金フレーム仕様がM442だ。そのM442をベースに警察仕様にカスタムした特別モデルがこのS&W M442 センチニアルのエアーウエイトのJ-Policeの2インチで、ランヤードリングが追加された日本警察仕様となった。
そしてシリンダー内に発射機能を集約した、タナカ独自の『ペガサスシステム』の採用により、非常にリアルなトリガーメカを再現しており、実銃用グリップの装着にも対応している。
その特長は服の中から取り出す際に引っかからないように撃鉄を半内蔵としているが、M40/M640とは違い、撃鉄がフレーム上端にスライドスイッチ風に顔を覗かせているためシングルアクション射撃も可能である。

その関係でフレームの後部が膨らんだ特徴的なデザインになっている。
通常38スペシャル弾を使用するが、357マグナム弾の使用も可能である。

さてこのモデルであるが、タナカのハイパワーガスリボルバーシステムのペガサスシステムを採用し、手にすっぽり隠れる小型リボルバーでありながら、10発の装弾と30M以上の飛距離が実現されている実用性の高いガスリボルバーだ。

まさしく隠し持つ小さなリボルバーなので、ジーンズの前に挟んで持ったりするとちょっと格好よい。
全長160ｍｍ、重量460ｇ、パワーソース　ガスシングル/ダブルアクション、装弾数10発、メーカー希望小売価格税込み27,864円

米国人はちょっとヤバイところに行く時なんかは、そんな風にTシャツの下に隠して持ち歩くらしい。